クリスマスが近いのでSEO界で話題のAMP(アンプ)をプレゼントに例えてみた
こんにちは、リードスペースです。
クリスマスが近くなり、あっちこっちでイルミネーションしてますね。
昨年・一昨年からSEO業界で話題になり、すでに実装しているサイトが増えているAMP(アンプ)って皆さんご存知ですか?
そもそもAMP(アンプ)とは?
AMP(アンプ)はAccelerated Mobile Pages(アクセレーテッド モバイル ページ)の略でスマフォなどのモバイル端末でWebページを素早く表示させることができます。
AMPプロジェクトとは?
Googleが2015年にモバイルWebを高速に表示するために発表したプロジェクトです。
Googleはもちろん、Twitterをはじめとする名だたるIT企業が複数参加しています。
読み込み時間のストレスで逃してしまうユーザーは約4割
表示までに時間がかかると4割がコンテンツを見るのをやめてしまうという、調査結果も出ています。AMP対応するとページを4倍の速さで表示するので、ユーザーの取りこぼしも防ぐことができます。
AMPはHTMLフレームワーク
AMP HTMLという静的なHTMLを作成するためのフレームワークです。AMPでWebページを作ると、キャッシュすることで、ページを高速に表示させることができます。
ざっくりですが、AMPについてご説明させていただきました。WordPressなんかではプラグインもありますが、基本的には導入しようとすると結構専門技術が必要になります。
難しい説明はここまでで、技術的なお話はまるっと割愛させていただきます。その代わりと言ってはなんですが、導入でのメリットやデメリットなどを、ノンエンジニアのかたにも分かりやすくプレゼントに例えてご説明させていただきます。
欲しいプレゼントは決まってますか?
まず、欲しい/贈りたいプレゼントがざっくりとしか決まっていないとします。デパートでも、ポップがついている商品って気になりませんか?
例えば、「店頭のオススメ」とか「贈り物に最適」とか。
何もポップがついていない商品よりは確実に目立ちます。
まだ欲しいものが色、形など詳細が決まってない時もありませんか?
目の前に陳列してある、このようにポップがついている商品にどうしても目がいってしまします。
AMPの記事は他の記事より目立つ
モバイル端末で検索した時、AMP(アンプ)の記事はカミナリマークがついていて目立ちます。他の記事に比べたら、検索一覧に並んだ時クリックされる確率は格段に上がります。
もちろん、当サイトのようなブログでも有効的です。実際AMP記事からの流入が多く閲覧されています。
アメブロでは流入数が増えたという結果も出ているようです。
AMPを導入してどうだったのか?/CyberAgent SEO Information (サイバーエージェントSEO情報ブログ)
EC(ネットショップ)も対応しつつ在りますが、まだ日本では導入を見合わせている企業が多そうです。
結論:AMP対応した記事は他の検索一覧に並んだ記事より目立つ
とにかく、今すぐ欲しい!
もう欲しい商品が決まっている場合、もしくはこれに決めようかなって思っている時に「入荷待ち」のことってないですか?
もしくは、他の近隣の店舗にはある場合とか。
そういった際、欲しかった商品を諦めてしまった経験ってないでしょうか?
そういう状態って、いわゆるお預け状態なのではないでしょうか笑?
コンテンツを探しているユーザーにも似たような現象は起こります。検索一覧でタイトルや説明からこの記事読みたい!と目に止まりクリックされても、ページがすぐに表示されない場合は、読んでもらう前に逃げられてしまいます。
ページの読み込み速度が遅くて、コンテンツを読まれないウェブサイトの割合は約4割です。
どんなに良質なコンテンツを用意していても、閲覧すらしてもらえなくなるのです。
クリスマスプレゼントはクリスマスに渡したいもの。もし、欲しい時期に手に入らなかったら売れ残ってしまうのと同じですよね。
AMP(アンプ)対応したサイトはとにかく高速表示されるのがウリです。
欲しいものが欲しいタイミングで手に入るプレゼントと同様、ユーザーに閲覧される確率はグッと上がります。
結論:AMPページだと閲覧される前に逃げるユーザーが減る
プレゼントはラッピングも大切?
すぐに手に入る品もいいことばかりではありません。
せっかく良い品でも思うようなラッピングしてもらえないこともあります。
安く良いものをプレゼントに買ったものの、ラッピングはお家に持って帰って自分でしたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
AMPはWebページを高速表示するために、余計なものを限りなく削ぎ取っています。
YouTubeや画像の埋め込み方法も通常のサイトと違い専用のタグを使う必要があります。
文字装飾、画像、エフェクト効果などは主役であるコンテンツの添え物です。それらのWebページの設定の制限がかけられます。そのため、Webページの見た目はシンプルになります。
デザイン性は通常のウエブページに比べるとやや劣るかもしれません。
さらに、WordPressなどブログサイトの場合は記事を投稿するのがクライアント側であることもあります。記事の投稿の際、思うように記事を表示させるためには、ある程度のルールなど決めておく必要もあるかもしれません。
結論:AMPページはコンテンツを見せることが最優先なのでデザイン性はあまり期待できない
まとめ
AMPのメリットデメリットをプレゼントに例えてみました。
AMPはコンテンツをユーザーに読んでもらえる機会が増えることはもうお分りいただけたのではないでしょうか?
Googleはユーザーに良質なコンテンツを提供することを重んじています。検索順位には直接的に影響はないですが、SEO効果は確実に期待できます。
現在、AMP導入しているサイトは増えており、検索一覧にもカミナリマークがたくさん表示されるようになりましたが、まだまだ導入はおろか、AMPそのものの知名度が高いとはいえません。
訪問数が伸び悩んでいるサイトを運営されている方は、ぜひAMP導入を検討してみてはいかがでしょうか?
結論:コンテンツが大事、そしてコンテンツを読んでもらえる確率がグッと高くなる