CMS concrete5について特徴や強みをご紹介
こんにちは、リードスペースです。
個人活動ですが、concrete5の広島ユーザーグループのコミュニティリーダーで勉強会を主催&エバンジェリストをやっております。
CMSconcrete5のご紹介をさせていただきます。
concrete5とは?
concrete5とはオープンソースのサーバーインストール型のコンテンツマネージメントシステム(CMS)の一種です。
MITライセンスで誰もが手軽に入手でき、ドラッグ&ドロップなどで直感的に操作でき編集も簡単なのも特徴の一つです。
特徴その1:ページはサイトマップで管理
巷で出回ってる有名なCMSは主にブログに特化したCMSが多いと思います。
こういった場合は記事を書いて、記事の種類ごと(カテゴリーやタグ、月ごとなどで)にまとめる(いわゆるアーカイブ)ことによってページを構成していくのが一般的だと思います。
それに比べconcrete5はページごとにサイトマップ(ページ階層)ごとに管理し、サイトを構成していきます。
ブログに特化しているわけではないので、どのページでもテンプレートを変えることもできますしいわゆるブログのような記事に特化したページを作る必要もありません。
ページを構成していく上で自由度がかなり高いといえるでしょう。
特徴その2:豊富なブロック
concrete5はブロックというものがあり、これを使うと記事や画像・記事一覧などを簡単に出力できます。このブロックは各ページのエリアという場所に配置できます。
ブロックを積み上げていくように各ページを構成できるのもconcrete5の所以です。今ではいろんなCMSがドラッグ&ドロップで各パーツの配置を変えれるものも増えてますが、当初はconcrete5の大きな特徴の一つでとても画期的でした。
そして、ブロックはデフォルトで29個も用意されてます!!!
(2016.10.21バージョン5.7時点)
特徴その3:SEOに手厚い
concrete5はデフォルトの機能でページごとにmetaタイトル等編集可能。
また、concrete5にはSEO一括アップデーターという超便利な機能があり、一括してタイトルなどのSEO的重要な部分を変更できます。
その他、自動実行ジョブという機能を使えばsitemap.xmlが定期的に自動生成されたりなど充実してます。
特徴その4:種類豊富な属性
concrete5には属性という機能があり、ページなどに自由に付与できます。
属性にはテキスト、画像、チェックボックスなどブロック同様様々な種類があります。
WordPressのカスタムフィールドを知っている人であれば似たような機能と思えばわかりやすいでしょう。
いわゆるプラグインのようなものは必要なく、必要に応じて、しかも難易度もそこまで高くなく追加できます。
特徴その5:ページのテンプレートやタイプの追加の自由度が高い
concrete5はオリジナルのテンプレートファイルを作ってテンプレートを追加することができます。
ブロックを追加できるエリアなどをプログラムレベルで配置しておきますが、正直このエリアの配置もたった4行程度の決まり切ったphpを書くだけ。とっても敷居が低いです。
しかも、このテンプレートを利用してページタイプというものを追加できます。テンプレートファイルには予めどんなブロックを置くか、どんな属性を付与するか決めておくこともできます。
更新する人が迷わなくて済みます。
余談:年配の方のユーザーも結構います!
これは周りの使ってもらった方の意見ですが、使いやすさ、サイトのページ構成も割と自由にできるということで上は70台くらいのユーザーの方もいらっしゃるそうです。
直感的に使えるので慣れるまでに時間がかからないとのご意見もいただきました。
まとめ
いかかだったでしょうか?
ブロック、属性、ページテンプレート、ページタイプをフルに組み合わせるだけでカスタマイズ性の高いサイトが作れます。
以上ざっくりとconcrete5で特徴をまとめてみました。
ブログ型CMSを無理にカスタマイズして、コーポレートサイトなどにすると返って制作費がかさんでしまうこともあります。
SEOに手厚く自由度の高いWebサイト制作をご希望であればconcrete5はオススメです。