SEOコラム

SEO対策になるパンくずリストとは?

こんにちは!リードスペースです。
突然ですが、あなたのホームページには「パンくずリスト」がきちんと設置されていますか?

パンくずリストとは?

「Breadcram」とも呼ばれ、ユーザーが見ているページの位置(現在地)や、トップページからの経路がわかる道しるべ。
語源の由来は「ヘンゼルとグレーテル」からきています。森の中で迷子にならないように自分たちが通った道にパンくずを落としていくアレです。
「サイト上での道しるべのリスト」なので「パンくずリスト」というわけです。
パンくずリストがあると、自分がどこにいるのか分かり、トップや経路の途中のページ(例えば一覧ページ)に行きたいなーと思ったときにポチッと移動できて便利なのです。

さらに、パンくずリストは、ユーザーに親切なサイトでユーザビリティが上がり、Googleのクローラーが巡回しやすくなり、内部リンクの役割も果たし、SEO対策にもなるのです。
パンくずリストって、結構重要な役割を果たしていますよね。

「パンくずリスト?ちゃんと表示されてるよ〜。あるのが当たり前じゃないの?」と思われているあなた、ホームページに表示されているパンくずリスト、「構造化データ」で作られていますか?

構造化データのパンくずリストとは?

構造化データとは、Googleがページのコンテンツをデータとして理解するためのもの。
パンくずリストを構造化データにすると、Googleが「これはパンくずリストだな」と認識して、検索結果画面にパンくずリストを表示してくれるようになります。

そもそも構造化データって何?

構造化データがなかったらただの文字列や記号としての認識なんだけど、構造化データがあれば、Googleのクローラー(検索エンジン)が「このページはどんな情報が載っているのか?」をデータとして認識してくれるのです。
ページのことが詳細にわかるので、SEO対策になる、というわけです。

構造化データはパンくずリスト以外にも、様々なものがあります。
詳細はGoogle公式「構造化データの仕組みについて」をご覧ください。

構造化データのパンくずリストにするには?

パンくずリストの構造化は、schema.org(ボキャブラリー)で、「パンくずリストですよ〜」と記述する。
ボキャブラリーとは、構造化データを設定する前に何についての情報なのか定義するためのものです。
ボキャブラリーで値を定義して、シンタックス(JSON-LD・RDFa・microdataといくつか種類がある)で構造化データのマークアップを記述します。
少し前まではmicrodataで構造化されたパンくずリストが多かったですが、GoogleサマがJSON-LDでの記述を推奨しているので、新しく構造化する場合はJSON-LDで記述したほうが良さそうです。
なんだかカタカナやローマ字だらけでわからないですね。
JSON-LDでの記述方法はGoogle公式で親切に説明されているので「パンくずリスト」でご覧ください。

パンくずリストは必ずしもURLと同じ階層にしなくてもいいって知ってましたか?

実際のパンくずリストによく見られるのが、URL のパス部分をそのまま反映させたものです。ただ、URL パスの一部は、ページのウェブサイト内での位置づけを理解するうえでは役に立ちません。たとえば「https://example.com/pages/books/catcher_in_the_rye.html」という URL の場合、「pages」の部分やトップレベル要素「example.com」は役に立ちません。パンくずリストには URL 構造をそのまま反映させるのではなく、ユーザーがそのウェブページにたどり着くまでの一般的な経路を示すことをおすすめします。(Googleのパンくずリストページより引用)

上記のように、「ユーザーのためのパンくずリスト」が推奨されています。
まさにヘンゼルとグレーテルですね!(実際はパン食べられちゃうけど。。。)

SEO対策は、いかにユーザーに親切でおもてなしができているサイトかが重要です。
検索しやすく、ユーザーの不満を解決できる・わかりやすいコンテンツを提供できるか。パンくずリストもそのうちの1つ。
めんどくさがらずに、ユーザーのことを思い浮かべながら「こうだったらうれしいかな?喜んでくれくかな?」と、ワクワクしながらサイト制作していきたいです。

おまけ

構造化データを実装したら、きちんと実装されているかテストしよう。

Google公式の構造化データテストツール「リッチリザルト テスト」を使ってテストしましょう。Googleさんってほんと親切〜。

構造化データはお店情報やイベント、書評などいろいろあります。

パンくずの項目は無いけど、「構造化データマークアップ支援ツール」という便利なものがあるのでうまく活用するのも手です。参考にどうぞ!

B!

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