SEOコラム

春なので合コンをA/Bテストに例えてみる

こんにちは、リードスペースです。
あちこちで桜が満開ですね。広島ではお花見も先週末がピークでした。
春になると新しい環境になり、出会いを求めてパーティ(ぶっちゃけると合コン)などに参加する方も増えるのではないでしょうか?

SEOでよく使う手法でA/Bテストというものがあります。A/Bテストとはサイトのページなどを2パターン用意し、同様のユーザーを半分づつ振り分けて、どちらがコンバージョン率が高いかを検証する方法です。
※3パターン4パターンとテストすることもあります。

そこで、今回はSEOでA/Bテストでコンバージョン率を上げる方法を「合コン」に例えて分かりやすく説明してみたいと思います。

とある女性が合コンに参加して、男性と連絡先を交換できたらコンバージョン達成ということにしてみます。
※あくまで個人の見解が含まれています。ご了承ください。

まずは参加者/ユーザーの特性を知る

ホームページを運営する上で重要なのは、そのホームページでの目的を達成(コンバージョン)することです。
ユーザーに目的達成(コンバージョン)してもらうためには重要なことは3つ。
これらはA/Bテストの準備に必要な材料になります。

  1. ユーザーの目的とマッチしているか?
  2. ユーザーの好きなタイプは?(許容範囲か)
  3. ユーザーに必要なコンテンツ等を用意しているか?

それでは早速合コンに例えて説明していきますね!

1.目的とマッチしているか?

ところでみなさん、「合コン」に参加する際、どんな人たちが来るか主催者に聞いたりするなどして下調べしていますか?
例えば相手はガチで結婚相手を探している、自分はライトな飲み友達を探しているとなればお互いの目的に相違がありマッチングは望めないでしょう。
どんなに合コンに参加しても自分の目的と合わなければ参加費ばかり無駄に使ってしまいます。

ホームページも一緒です。どんな目的の人に訪れてもらいたいかがポイントとなります。
お互いの目的が合致していると、まずは入り口となるホームページへの訪問率は上がります。

2.ユーザーの好きなタイプは?(許容範囲か)

好みの容姿だったり、学歴・趣味などが合えば話も盛り上り、意気投合してマッチング率が高くなりますよね。
もちろん、全てが合うとは限らないですし許容範囲は人ぞれぞれです。
主催者におおよそどんな人が来るのか聞いておけば、どんな洋服やヘアスタイルで参加するのがベストか予想を立てることはできます。

ホームページも同様でユーザーの好みかどうかで、コンバージョン率は変わることがあります。
例えば、ファッションブランドのホームページがあるとします。もちろん訪問者もファッションに敏感なことが予想できます。
取り扱っている洋服のデザインに自信があっても、運営しているホームページのデザインがユーザーにとってイマイチであれば、ホームページを閲覧するのをやめてしまう可能性があります。
好みのユーザーに訪問して欲しいか、ユーザー像が見えていれば、最適なデザインやコンテンツを予想しユーザーの好みに合わせていくことができるはずです。

3.ユーザーに必要なコンテンツを用意しているか?

どんなタイプの人を求めてるかを予想できたら、今度はその人とマッチングするために何を提供すれば良いか仮説を立てることができます。自分の目的にマッチ&相手が好みでも、そもそも話すことができなければ、連絡先そのものを交換できないかもしれません。
相手が聞きたそうな情報をいくつか用意しておけば、滞りなくコミュニケーションでき、連絡先交換ができる確率がアップします。
ただし、闇雲にアピールしても聞いてもらえるどころか、かえって鬱陶しいと思われる可能性もあります。アピールする順番や分量を工夫することで、「連絡先を交換したい」と思わせる確率がさらに高くなります。

ホームページでも、ユーザーの欲しいコンテンツ(情報)が提供できるとコンバージョン率が上がります。もちろん、コンテンツの配置場所の優先順位や分量などを最適化すればするほど、コンバージョンへの決め手になります。

A/Bテストでどのパターンがコンバージョン率が高くなるか見えてくる

さあ、材料は揃いました。これで「連絡先交換」できる確率は上がるのでしょうか?

下準備していても連絡先の交換ができないどころか、話すらできないことがあります。
それは今回、参加者の特性を元に行った分析や予想が当たってなかったということになります。

「合コン」も何度か参加しているうちになんとなく青い服よりピンクの服を着て行った方がウケがよかったなどという経験はありませんか?
高い確率で「連絡先交換」ができている人いわゆる「合コン猛者」たちはどんな洋服、ヘアスタイル、話、仕草をすれば目的達成できるかを経験から分かっています。
(もちろん、容姿等で有利な方はいます。。。^ - ^)

ホームページでも、ユーザーの好みやニーズに答えていなければコンバージョン率は下がります。
訪問して欲しいユーザーにどんな「好み」や「コンテンツ」が高い確率でマッチするかは検証してみないと分からないこともあります。

そこでA/Bテストの登場です。

異なるデザインのページA・Bを用意し、どちらかにしか訪問できないようにユーザーを同数ずつ振り分けます。
一定期間滞在時間やクリック率などを計測し、どちらがコンバージョン率が高いか計測していきます。
最終的にコンバージョン率が高い方を本番に反映させます。

テストを繰り返したり、ページを3パターン4パターン用意しておけば、よりコンバージョン率の高いページにバージョンアップしていくこともできます。

結局A/Bテストをまとめると…

A/Bテストの最大の利点はデータを単純に比較ができることです。

適切に3ステップを繰り返せば、コンバージョン率は上がります。

合コン

  1. どんな人がくるか予測を立て、その人にマッチしそうな洋服や会話などをいくつか用意しておく
  2. いろんな「合コン」に参加して1であらかじめ予測しておいた材料を試す
  3. 試してみて好感触だったファッションや会話、仕草を用意して、次回に臨めばマッチング率は上がる

ホームページ

  1. ターゲットとするユーザーの好みや目的、コンテンツの予想をいくつか立てる
  2. 予想を立てたものの、サイト構成やデザインのページの異なるものを2パターン以上用意しA/Bテストをする
  3. コンバージョン率が高い方を採用すればコンバージョン率が上がる

良いデザインのホームページなのに離脱率が高いと思ったら、ユーザーのニーズに応えたページでないのかもしれません。そんな時はA/Bテストを試してみてはいかがでしょうか?

おまけ・「合コン」でコンバージョン率を上げたいなら…

A/Bテストで経験値をためていくなんて面倒!最初から「合コン」でコンバージョン率を上げたいなら、「カサネテク|無敵の合コンテクニック」を参考にしてはいかがでしょうか?
「合コン猛者」のテクニックがふんだんに盛り込まれています。

ただしやり過ぎは女友だちを失う可能性もありますし、付き合った後にボロが出ますよ。
くれぐれもご注意を。

B!

SEOコラム一覧に戻る

関連サービス